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クリスマスプレゼントは脳刺激⁉️

2016年12月22日
今週、幼児の生徒さんには私からクリスマスプレゼント。と言っても物ではなくて…普段ノートを書く時間に子どもさん達が大好きなお絵描きの時間をプレゼント

毎回写譜を私の厳しい眼差しのもと一生懸命書いています。夏以降、園児の方6人 導入から始まったのですが読譜と写譜をまずリトミックの中に組み入れました。そして鍵盤へと入り 今皆さん『右!左!』と即時反応も求められながら同時に読譜もして 少しずつ弾けるようになっています。ここがとても重要で、要はいくつもの情報処理を脳の中で行われないとピアノは弾けません。という事は導入の時点で既にものすごい脳刺激を受けているという事になりますね。【補足…脳の大きさは3歳で成人の約80%、6歳になると約90%にもなるそうで、その脳の神経細胞間の接続は新生児ではまだ少ないですが(心臓や肺など生命維持に関わる接続は完成、それ以外は未完のまま)生後数ヶ月して代謝が上がり始まると新しい結合(シナプス)が出来始め、くり返される刺激によりシナプス脳の結び目が強くなるそうです】

さてこのシナプスの結合をさせるべく脳刺激をしっかり受け調子付いてきたこの時期。レッスンという形態にも慣れてきましたので 音符を読むことと弾くことだけに捉われないで別の側面から音楽にアプローチしてもらおうと今回クリスマスプレゼントと称しお絵描きやシール貼りをしてもらったのです。これも脳刺激です

まず私自前のガーランド!?もどきにあえて小さなシールを貼ってもらったり、あえて小さな目や口などを描いて貰いました(手先を使わせ刺激する目的とその子の今の様子を知るため)

その後は好きなようにやっていいよ〜と好きなものを描いて貰いました。少しの課題と自由にさせるところのメリハリは大切ですね。

描いてるもっと色々出てこないか色々話しかけてみます(積極的に描けるお子さんと引っ張り出してあげるとドンドン出て来るお子さんがいますのでその辺は臨機応変の対応で)こうしてみると今その子のその子の興味ある事がよくわかりますね。

ピアノはただ音符を読んで弾くだけではありません。そこに音によるその子その子の自己表現があります。できれば自然な形でイメージングができるようにしてあげるのが理想だと思っています。年齢が高くなると当然大人の思考に近くなるので考え込んでしまいます。

実際今私たち大人に「はい!想像してそのように弾いてみましょう」と言われたら、んー、んー想像は出来たとしても、それをどんな風に弾いたらそんな風に聴こえるのかな?と考えてしまいますね。そんな風に頭で考えてしまう年齢に達する前に、自然に想像出来てそれを指先に伝え、そして音となったらいいなと私は思っています。

そのため楽譜とピアノとにらめっこにならぬよう、特にこの小さな時期にメロディーから色んなものがイメージングできるよう声かけをしています。

『ピアノレッスン』が『ピアノを弾く』だけにならないよう、情操教育を通して人として魅力的に成長できるようにと願いながら日々生徒さんと向き合っております。

写真は出来上がった人のカレンダーです。
それぞれの想いが読み取れますね。これらの事も末は音楽に繋がると思うと楽しみですね。












  

Posted by rinsen at 15:53Comments(0)