お稽古の様子と来年に向けて
2018年12月20日
今年も残すところあとわずかとなりました。
今日のご紹介のレッスンは
来年入学のお子様たちの癖字直し(早く言ってしまえば)の様子です。
まずは1回目。お手本を乗せて写した後、一度自分で書いてもらい「違い探ししよう〜」と言って、赤鉛筆でまずは自分でお手本と違うところを記入してもらいます。
ここがものすごく重要、『本人がお手本との違いがわかること』そしてそれがどんな風に違うのかということを私から説明します。
そうすると(あ!そこが変われば同じになる!)ということを納得。もはや生徒さんは嬉しいばかり!
その良い気分のまま再度書いてもらいます。すると先ほどの文字とは雲泥の差。「ほら〜うまく書けた〜」当然のことながらニコニコ笑顔^_^
私はせっかく書いた文字を先に赤字で直してしまうのは好きではありません。どこがおかしいのかその子自身が考えることをし、そして納得してもらうにはまずお手本と照らし合わせて一緒に見てからと思っています。
私自身が、子供の頃お習字でもピアノでも直された時になんで?どこが?どうしたらいいの?と思うことが多々ありました。
頑張って書いたのに…というその気持ちを尊重したくて、少なくともなんで?という疑問を持たないような指導を心がけています。お子さんは口では言いませんが表情で語っています。

そしてその後の清書

次の週、また同様に。赤印が少し少なくなってますね

そして清書

現在4名の年長さんが頑張っていらっしゃいます。秋ぐらいから本腰入れて始めたのですがみるみる上達をしていて私自身がびっくりしています。
早くに字を覚えてしまうということは悪いことではないのですが、見よう見まねで、これはなんという文字なのかというところをメインに覚えてしまうと形は後回しになりますね。当然のことです(中にはこちらのものをこっちに書き写すことが得意なお子さんいらっしゃるので、そういうお子さんは何も言わなくてもほぼほぼ似た形で書けます)
字を一つずつ覚える頃は、大人たちも あ!書けるようになった!と喜ばれる気持ちもよくわかります。
が、最初に覚えた字をその後もずーっと書き続けているとそれが良いものとして刷り込みできてしまいます。また、子供って覚え始めは楽しいので毎日のように白い紙さえあれば書きますよね。まさにこの集中力、パワーを活かさない手はないのです(これも幼児期特有の能力です)
で、入学前になりお母さんははたと形の悪さに気づき、ここはこうだよ!ここはこうして!と言うことに…が、時すでに遅し
この文字は最初に覚えた形で刷り込みできてます。なので中々言っても直さないお子さんに最後は怒ることに。。。私からしたらそれはなるべくしてなったと。。。
周りの大人に字のことで責められ続けると今度は心に(自分は字が下手なんだ)と刷り込みすることになってしまいます。そうなるともはや心にアプローチしないと字は正せなくなります。そこまで行く前になんとかしないといけませんよね。だってそういう自己評価の低い、自己肯定感のない思考って字だけでなくすべてに影響してしまうからです。
大人の方ともお話してて、意外と字にコンプレックス持ってる方が多いんだなと感じます。でも最初、生まれて文字を覚えるまではみんな同じなんですよね。どこでどうなってコンプレックスになってしまったのか!?私もたくさんコンプレックスあってその根源は何か?と考えますと結構子供の頃にさかのぼりますもんね。みんな抱えてることです。
ただ自分がコンプレックス持ってたとしてもお子さんにはコンプレックスを持たせなくないな、と思った時にじゃあ今自分は子供の為にどういう行動をしたらよいのか…子育て中のお母さんたちに考えて頂きたいところです。
今日この記事を書いていたら、お子さんに文字を教えるためのお母さんのための講座などあってもよいのかなと思いました。最初の刷り込みを利用しないのがあまりに残念で…
中にはお母さんご自身も文字に対してコンプレックスある方もいらっしゃると思います。でもいくつかポイントがありますのでそこを押さえて お子さんが文字を書き始めたそのタイミングで見てあげたらかなりカバーできると思います。
また具体的にそんな講座を設けられるようになったらおしらせしますね。それを待っていられない方はご連絡下さい^ ^
それからもう一つお知らせが。
今回はお子さんのクラスのことをメインに書きましたが、大人の書のクラスも考えているところです。
これまでのお習字と言われる古典的なものではなくて(筆を持ったことのない方も文字コンプレックスの方もOK)上手下手関係なく、全くそれぞれの個性活かしたオリジナルの、そしてインテリアになるような書のクラスです。こちらは少人数、もしくはプライベートという形でと考えています。
日々の暮らしにご自分の書いたものを身近に飾って頂きたいなと思う気持ちからのものです。
そして続けているうちに文字にご自分の心を映し出す事ができるようになり、内観したり、ご自分を癒したりと今の生活に広がりや進化をもたらせてくれることと思います。お楽しみに^ ^
こちらも早くに内容が知りたい方はどうぞお問い合わせ下さい。
少し写真も載っけておきます^ ^
これは梵字です(不動明王)


元生徒さんにさしあげたものを
飾ってくださってます。


元生徒さんへ

黒紙に金龍はご依頼ものです

お問い合わせ
☎︎09085473140
LINE ID)rinsenroom
今日のご紹介のレッスンは
来年入学のお子様たちの癖字直し(早く言ってしまえば)の様子です。
まずは1回目。お手本を乗せて写した後、一度自分で書いてもらい「違い探ししよう〜」と言って、赤鉛筆でまずは自分でお手本と違うところを記入してもらいます。
ここがものすごく重要、『本人がお手本との違いがわかること』そしてそれがどんな風に違うのかということを私から説明します。
そうすると(あ!そこが変われば同じになる!)ということを納得。もはや生徒さんは嬉しいばかり!
その良い気分のまま再度書いてもらいます。すると先ほどの文字とは雲泥の差。「ほら〜うまく書けた〜」当然のことながらニコニコ笑顔^_^
私はせっかく書いた文字を先に赤字で直してしまうのは好きではありません。どこがおかしいのかその子自身が考えることをし、そして納得してもらうにはまずお手本と照らし合わせて一緒に見てからと思っています。
私自身が、子供の頃お習字でもピアノでも直された時になんで?どこが?どうしたらいいの?と思うことが多々ありました。
頑張って書いたのに…というその気持ちを尊重したくて、少なくともなんで?という疑問を持たないような指導を心がけています。お子さんは口では言いませんが表情で語っています。

そしてその後の清書

次の週、また同様に。赤印が少し少なくなってますね

そして清書

現在4名の年長さんが頑張っていらっしゃいます。秋ぐらいから本腰入れて始めたのですがみるみる上達をしていて私自身がびっくりしています。
早くに字を覚えてしまうということは悪いことではないのですが、見よう見まねで、これはなんという文字なのかというところをメインに覚えてしまうと形は後回しになりますね。当然のことです(中にはこちらのものをこっちに書き写すことが得意なお子さんいらっしゃるので、そういうお子さんは何も言わなくてもほぼほぼ似た形で書けます)
字を一つずつ覚える頃は、大人たちも あ!書けるようになった!と喜ばれる気持ちもよくわかります。
が、最初に覚えた字をその後もずーっと書き続けているとそれが良いものとして刷り込みできてしまいます。また、子供って覚え始めは楽しいので毎日のように白い紙さえあれば書きますよね。まさにこの集中力、パワーを活かさない手はないのです(これも幼児期特有の能力です)
で、入学前になりお母さんははたと形の悪さに気づき、ここはこうだよ!ここはこうして!と言うことに…が、時すでに遅し
この文字は最初に覚えた形で刷り込みできてます。なので中々言っても直さないお子さんに最後は怒ることに。。。私からしたらそれはなるべくしてなったと。。。
周りの大人に字のことで責められ続けると今度は心に(自分は字が下手なんだ)と刷り込みすることになってしまいます。そうなるともはや心にアプローチしないと字は正せなくなります。そこまで行く前になんとかしないといけませんよね。だってそういう自己評価の低い、自己肯定感のない思考って字だけでなくすべてに影響してしまうからです。
大人の方ともお話してて、意外と字にコンプレックス持ってる方が多いんだなと感じます。でも最初、生まれて文字を覚えるまではみんな同じなんですよね。どこでどうなってコンプレックスになってしまったのか!?私もたくさんコンプレックスあってその根源は何か?と考えますと結構子供の頃にさかのぼりますもんね。みんな抱えてることです。
ただ自分がコンプレックス持ってたとしてもお子さんにはコンプレックスを持たせなくないな、と思った時にじゃあ今自分は子供の為にどういう行動をしたらよいのか…子育て中のお母さんたちに考えて頂きたいところです。
今日この記事を書いていたら、お子さんに文字を教えるためのお母さんのための講座などあってもよいのかなと思いました。最初の刷り込みを利用しないのがあまりに残念で…
中にはお母さんご自身も文字に対してコンプレックスある方もいらっしゃると思います。でもいくつかポイントがありますのでそこを押さえて お子さんが文字を書き始めたそのタイミングで見てあげたらかなりカバーできると思います。
また具体的にそんな講座を設けられるようになったらおしらせしますね。それを待っていられない方はご連絡下さい^ ^
それからもう一つお知らせが。
今回はお子さんのクラスのことをメインに書きましたが、大人の書のクラスも考えているところです。
これまでのお習字と言われる古典的なものではなくて(筆を持ったことのない方も文字コンプレックスの方もOK)上手下手関係なく、全くそれぞれの個性活かしたオリジナルの、そしてインテリアになるような書のクラスです。こちらは少人数、もしくはプライベートという形でと考えています。
日々の暮らしにご自分の書いたものを身近に飾って頂きたいなと思う気持ちからのものです。
そして続けているうちに文字にご自分の心を映し出す事ができるようになり、内観したり、ご自分を癒したりと今の生活に広がりや進化をもたらせてくれることと思います。お楽しみに^ ^
こちらも早くに内容が知りたい方はどうぞお問い合わせ下さい。
少し写真も載っけておきます^ ^
これは梵字です(不動明王)


元生徒さんにさしあげたものを
飾ってくださってます。


元生徒さんへ

黒紙に金龍はご依頼ものです

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